JR石北本線応援団

JR石北本線は網走市から旭川市の
3市6町を結ぶ234.0kmの路線です。
いま、その路線の存続議論が続いています。

JR石北本線(網走〜旭川間)は、
「単独では維持することが困難な線区」として、
平成28年にJR北海道より発表されました。

JR石北本線はオホーツクの拠点都市と、
旭川、札幌圏をつなぐ重要な路線です。

近年は、高速道路の延伸に伴い、
自動車や都市間バスなどの利用の増加、
人口減少といった環境の変化により、
年間42億円もの赤字が生じています。

「JR石北本線応援団」では、
沿線地域の市民生活や観光振興、
農産物の貨物輸送など、地域経済を支える
必要不可欠な社会インフラであることから、
鉄路の維持・存続に向けて取り組みを行っています。

JR石北本線応援団からのお知らせ

石北本線の写真&映像作品を大募集!!

石北本線応援団では、石北本線の魅力ある写真・映像作品を募集しています。
皆様からの作品はホームページ上で紹介させていただきます。

石北本線のご利用案内

JR石北本線をもっとお得に利用できる情報が満載。是非ご活用ください。

石北本線沿線マップ

総延長234kmの長大なJR石北本線の沿線には見どころがたくさん!

沿線自治体の取り組み

沿線自治体は、もっと鉄道を利用してもらうための様々な取り組みを行っております。

JR石北本線について

鉄道の現状

JR石北本線は、新旭川駅から網走駅まで、総延長234kmの長大な路線となっており、札幌圏とオホーツク地域を結ぶ幹線交通ネットワークです。
鉄道は移動の際に排出されるCO₂の量が自家用車の1/7程度であるなど、近年低炭素交通としても注目されており、また、バスや長距離トラックの運転手不足が問題となっている中、インバウンドを含めた観光客の増加が見込まれ、高速道路網がまだまだ整備されていないこの地域において、鉄道の重要性はますます高まってきておりますが、一方で、少子化の影響や自家用車の普及により、鉄道の利用者は減少し続けております。

※幹線交通ネットワーク
平成30年3月に北海道が作成した「北海道交通政策総合指針」において、石北本線は「国土を形成し、本道の骨格を構成する幹線交通ネットワーク」と位置づけられている。

鉄道の役割

地域の通勤・通学・買い物などの生活の足としてはもとより、札幌圏とこの地域を結ぶ幹線交通として多くのビジネスや観光客の足となっております。
また、たまねぎ・じゃがいもなど、この地域で収穫された数万トンもの農作物が貨物列車で本州まで運搬する広域物流ルートとしての機能も果たしており、日本の食糧の供給基地というべき北海道の役割は鉄道輸送の支えがあって成り立っている部分も大きいと考えております。

もし鉄道がなくなったら…

バス・トラック運転手の高齢化や「なり手」の減少により、深刻な人手不足が見込まれる中、鉄道がなくなってしまうと様々な影響があると考えられます。

想定される事例

都市間バスなどの増便により、地方バス路線の運転手がますます不足
地域バス路線の減便や廃線
一度に大量の荷物を運ぶことのできる貨物列車からトラック輸送に代替することにより、トラック運転手がますます不足する。
農産物の物流が停滞し、また、輸送コストが高騰。
観光客が減少し、観光業の収入が減少する。
ホテル業や飲食業などが衰退。

鉄道を守っていくためには

鉄道存続のために今できること

鉄道は私たちの生活を支える非常に大切な財産です。
鉄道は一度廃線になったら元に戻ることはありません。

私たち1人1人が鉄道の重要性を理解し、そのために行動し、そして、北海道の鉄道の必要性を全国に発信するという「オール北海道」の取組みを進めていかなければなりません。
自動車はとても便利な乗り物です。車で移動していたものすべてをJR利用に変えなくてもいい、自家用車を利用する10回に1回でもJRを使ってくれればいいのです。
道民約500万人が年間あと4,000円JRを利用すれば「500万人×4000円=200億円」の増収となり、JR北海道が抱える年間の赤字額とほぼ同額になるという計算が成り立ちます。
私たちがもっと鉄道を利用するとともに、海外を含め道外から来る観光客に鉄道を利用してもらえるよう様々な取り組みを進めていかなければなりません。
私たち道民1人1人がこの鉄道を守り抜くといった共通の認識をもって、自分たちのできることから取組みを進めていきましょう。

私たちがもっと鉄道を利用するとともに、海外を含め道外から来る観光客に鉄道を利用してもらえるよう様々な取り組みを進めていかなければなりません。
私たち道民1人1人がこの鉄道を守り抜くといった共通の認識をもって、自分たちのできることから取組みを進めていきましょう。

©JR石北本線応援団 Sekihokou Honsen Supporters